中小企業診断士の難易度

日本の経済において大きな役割をしている中小企業。その経営状態を診断し改善のアドバイスをするのが,中小企業診断士です。ここでは,中小企業診断士の試験の難易度や,有資格者の行なう仕事などを書いています。

中小企業診断士の難易度

日本の企業のうち9割以上を占めると言われる中小企業。その存在意義は非常に大きいとはいえ,景気悪化などにより経営に問題を抱える中小企業も増えています。そのような中小企業を財務・労務・生産などなど多方面から診断し,経営状況を改善させるためのアドバイスを行なうのが,中小企業診断士の仕事です。この資格を取得するには,経営や会計,マーケティングなど多くの知識が必要なため,その合格率も非常に低いです。第一次試験の合格率がおおむね20パーセント弱,第二次試験の合格率が20パーセント程度ですから,ストレートでの合格率となると,3~4パーセントという非常に狭き門です。この資格があれば,他の資格での免除が多くあるというのも特徴です。


中小企業診断士の資格について

中小企業診断士は,経営コンサルティングに関わる資格の中で唯一の国家資格です。この資格がなくても経営コンサルティングは行なえますが,有資格者であれば信頼性が高まりますし,独立して開業する場合には有利であることに間違いありません。中小企業診断士の資格を取得する人の多くは,公認会計士や税理士など他の資格も取得することが多いようです。中小企業診断士の資格があれば,社内でも高く評価され,企業内での経営診断など仕事の幅は広がりますし,収入アップや昇進なども見込めます。独立した場合の3年後の年収は1000万円と推定されていますが,実際には経済的な不安や能力不足などを理由に,企業内診断士として活動する人が多いようです。

中小企業診断士の今後

独立するにしても,企業内で資格を生かして活動するにしても,中小企業診断士の需要は大きいようです。さまざまな業種での起業家が増える中,それら中小企業はいわば経営上のドクターとしてコンサルティングを行なってくれる専門家を必要とするでしょう。そのような中小企業にとって,マーケティングや生産・販売など,多方面での知識や経験がある人からのアドバイスは助けになります。社内に有資格者がいることが好ましい場合もあります。例えば中小企業に融資をしている銀行などでは,中小企業診断士は必要な存在であると言えます。さらには,女性の有資格者は,増加傾向にある女性をターゲットにした商店や会社にとって大変有用であるとも言えるでしょう。


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